No.1278 ドトール読書

今日は検版がたくさんあるからと自分の仕事がおわってもプールに行けずに残っていたのだが、結局待たされていた物件の納期が延び、待ち損。 だれが悪いわけでもないんだが、こういう無駄なことは嫌だなー。 ほんとは行けたのに行けなくなるってのは嫌だなー。 家に帰り夕食を食べ、ちゃんすと13号のドトールへ。 だいぶ前に買っていたのだが忙しくて読めなかった大江健三郎の「飼育」がはいってる短編集を読む。 最初受け付けない感じがしたのだが、だんだんと質感がつかめてきたら楽しくなってきた。 この人の話は全部こんなズドンとおもくてヒンヤリとしていて身も蓋もない(それがほんとうらしくてきもちいい)結末なのかしらん。 短編ふたつ続けてそんなんだった。 ていうか、人間、人種や時代がちがっても、考えていることはみな同じなんだなと、この手の小説を読むたびにおもう。 ジャック、ラスコーリニコフ、熊太郎、おまえはおれか?と。  

2006-05-17-WED

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