ちゃんすはバイトで、ゆうやもいつものように起きてちょっとして家にかえった。　さて、こんな殺人的に天気のいい日はなにをしようかしら。　まずはもったいぶってギターの練習。　アポヤンドというクラシックギター特有の右手の使い方にだいぶ慣れてきた。　が、やはり体中が変にねじれたような感じになってあちこち痛い。　左手の平の筋肉もめちゃくちゃいたい。　ちょっと角度がかわるだけでこんなに違うんだ。　　やはりたまらず外に出かける。　山にいきたいが腹がへったのでまず竹亭でカツカレーを食べ、それから昨日のキャンプ場にでかける。　例の沼の前でどうしても本がよみたかった。　キャンプ用のイスを沼の前におき、木のザワザワと鳥のザワザワ、まといつく虫のうっとおしさを感じながら夢のような読書。　短編ひとつ読み終わり、そろそろちゃんすがバイトをおえて電話してる頃だろうと下界へ。　案の定圏内にはいった途端にポケットからディスクシステムのテーマが鳴り響く。　ちゃんすをひろいあげ、お茶とちゃうけをかって悠創の丘へ。　芝生に敷物を敷いて寝っ転がって本を読む。　たまらない。　幸福のインフレ。　楽しすぎて読書に集中できない。　２時間ほどころころ過ごし、ちょっと冷えてきたので家にもどる。　途中フレーブでパンを購入。　おくさんからまたたびとこしあぶらをいただく。　明日はこれをつかって天ぷらパーティだ。　家でお茶を飲みながらパンを食べ、ギターをひき、昔かった耳につける小さな電子メトロノームの電池が欲しくなり、ふたりヤマダにでかける。　ちゃんすは最近DSがほしくてヤマダに行くたびにチェックするのだが、ことごとく品切れ。　今日も例によって品切れで、ちゃんすはモック（ガワだけの見本）に対して「あるじゃねーか」と切れていた。　　電池をかって帰り、メトロノーム復活。　ちょっとだけギターをひいて、あとはたらたらと休みの最後の時間をなにをするでもなく楽しみ、あたらしい一週間を気持ちよく迎えるためにはやめに布団にはいる。

2006-05-21-SUN