うんこちゃん、光のロードをはしってきてぼくに体当たり。　一緒にプールにいったらうんこちゃん、エロスに早変わり。　ちょとみぬあいだにあたらしい生徒様がたが初級コースにふえておりましたので、ぼくだってまだなれないうんこちゃんの変化したエロスをじろじろみられてぼくははずかしくって背泳ぎどころでない。　はずかしついでにぼくのセクスはギンギンブチブチです。　こんなときにかぎってさっきもいったけど背泳ぎだもんだから、なにというの、さながらジョーズというの？　ジョーズよー、ジョーズよー、なんていって隣の隣の隣のコースの老女たちまでがおもしろがって騒ぐもんだから、ますますセクスはジョーズになっちまって、この野郎。　そのうち、ジョーズよー、はシュプレヒコールとなってプール全体に地響きのように、ジョーズよー。　ただでさえ自分のかき手がうみだす波で顔が溺れがちの背泳ぎなのに、ジョーズよー、の大気の振動で水面がビリビリと微振動しちゃって、そこにぼくの突き進む頭頂部が触れることで、きっかけとなて微振動がでかいサイン波に昇華するもんだから、やあ、溺れる溺れる。　もろに鼻に水がはいって、帰るころにはハダガツバッテシバッテ、ひさびさに釣り味で食べる焼きそばも味がしないな、エロスちゃん。　エロスちゃんがあんまりあばれるので、ぼくは内緒でエチーなビデオを借りに【ハワイに似た「いつもの場所」のテラス席を台無しにするゲオ】にでかけ、古都ひかるというおんなのこのエチーな行いを観てエロスちゃんのご機嫌をとり、で、エロスちゃんではなくぼく用に借りてきたアンダルシアの夏を続けて観て、やっぱり強烈におもろいなーと唸り、ギターをつまびき、窓からエロスちゃんを逃がして、布団にもぐってマリオの無限増殖をしながら眠りにつく。　ぴろりろりら、ぴろりろりら、ぴろりろりら、ぴろりろりら♪

2006-05-31-WED