No.52 CDMP-352

ついにとどいた! CDMP-352! この日をどれだけ待ちわびたことか。 CDMP352とは英国GOODMANS製のポータブルCDプレーヤーで、以前この日記でもちょっとふれたことがある。 このCDMP352は、使い勝手・デザインともに劣悪なのだが、音質だけは現行機種の中で群をぬいていると評判でかなり入手もむずかしかったのだけど、今日ようやく手元にきたのだ。 あけてみるとその「でかさ」に知ってはいたもののがっくりする。デザインもイギリスらしくダサダサで、チープな未来形みたいな感じ。 ・・いいんだ、職場据え置きの音質重視で買ったものなんだから、と自分に言い聞かせる。 で、ひととおり梱包をほどいて、いらない箱など片づけてもったいぶる。ぼくは新しいモノを買ったときこうやってもったいぶるのが大好きだ。小学生のころも新しいファミコンソフトなんか買ってもらうと、早くやりたいんだけどわざと友達に先にやらせて、自分はじりじりむずむずしながら説明書をよんだりチンチンをいじったりしてた。

さて、いよいよ音を聴こうじゃないのっつって録音状態の良さそうな生音ものをかき集め、片っ端から聴きまくる。 期待して音に集中するが、なんだか中域ばかりがうるさく低音がうもれててもこもこしている。なんだこりゃ??これがフラットで良質な音というものなのか? それにしても気持ちよくない。 ちょっと不安になりながら、いろいろな音楽で試してみる。中域が豊かといえばそう聞こえるものもあるのだが、どうも納得できない。 そこでぼくは家にあったビクターの安物のヘッドフォンに替えてみることにした。付属のイヤホンもゼンハイザー製のまぁわるくはないモノなんだけど、どうもプレーヤーもイヤホンもどっちもかまぼこ型の帯域分布で、そのために全然高域低域が聞こえないみたいな気がしたからだ。 で、取り替えたヘッドフォンであらためて聴いてみると、今度はさっきと比べ全然音量がとれない。こんなに違うものなのかと音量を上げてみる。と、ここであることにきがついた。さっきまで、全体を10とした場合6-7ぐらいの音量で聴いてたつもりだったのだが、実は2-3ぐらいできいてたのだ。左にまだまだつまみがまわせる。つまり、このプレーヤはさっきのゼンハイザーのイヤホンでいったらとんでもなくでかい音までだせるようなのだ。 取り替えたヘッドフォンは2-3が2-3並に聞こえる、数値的に丁度いい出力のバランスだったわけ。で、音量を5-6くらいに上げて丁度いい音量をとったら、とたんに全音域がクリアになった。評判通り、全帯域が非常に素直なバランスで、音が立体的で、家のコンポと比べてもなんら遜色ないレベルになった。ある程度音量をとらないと低音も高音も出てこないような仕様なのか? とにかくやった。 これはポータブルの音じゃないよ、ほんとに。 もううれしくて一日ずっとヘッドフォンで聴きまくってた。 でも会社でこのでかいヘッドフォンで聴くわけにはさすがにいかないので、来月に注文した「ER-6(カナル式イヤホン)」が届くまではしばらくモコモコサウンドで我慢だ。 あぁ!ふたつが合わさったときがほんとに楽しみだ!

2002-10-20-SUN

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